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物資協力

国際平和協力法では「政府は、国際連合平和維持活動、人道的な国際救援活動又は国際的な選挙監視活動に協力するため適当と認めるときは、物資協力を行うことができる」と規定しており(第25条第1項)、我が国はこれまで、この規定に基づき、国連カンボジア暫定機構(UNTAC)、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)、国連兵力引離し監視隊(UNDOF)、国連東ティモール・ミッション(UNAMET)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際移住機関(IOM)などに対して物資協力を実施してきました。

1997(平成9)年度には、人道的な国際救援活動における物資協力のニーズに対し、より迅速かつ的確に対応するため、「人道救援物資備蓄制度」を発足させ、難民などが生活する上で必要となる基本的な品目を選定し、備蓄することとしました。現在、アラブ首長国連邦ドバイ首長国にある備蓄倉庫に、テント、毛布、スリーピングマット、給水容器、ビニールシートの5品目を備蓄しています。


《人道救援物資が被災民に届くまでの流れ》


1、緊急な要請に備え人道救援物資を備蓄


2、国際機関等の要請があれば迅速に輸送を開始

   

4、被災民へ人道救援物資が到着


3、現地に到着するまでに、航空機、船舶、トラック等の種々の輸送手段を活用


《物資協力の仕組み》

物資協力の仕組み

   ※物資協力に関する閣議決定


《備蓄物資の種類》

テント

直射日光をさえぎり、室内温度の上昇を抑えるため、厚手のキャンバスを使用、通気性も確保。
修理しやすい単純な構造を採用。
4m×4m、1家族用。

スリーピングマット

3層構造の発泡性芯材により、固い地面でも快適に休むことができる。

毛布

ペットボトルを再生して作られたフリース素材。
丈夫で乾きやすく暖かい。

給水容器

持ち運びが便利な軽量かつ丈夫で折りたたみ可能なポリエチレン製。
10L(1人が1日に必要とする生活用水の量)。

ビニールシート

地面に敷いたり、屋根代わりに使ったりと非常に汎用性の高いアイテム。
4m×5m、高耐候性仕様。

   


国際平和協力法に基づく物資協力


国際平和協力法に基づく物資協力(地図)