@PKOなう!

@PKOなう!は、国際平和協力研究員の研究ノートのようなもの。日々の研究活動を通じて得た知識や情報を整理して、みなさんにお届けします。なお、本コラムにある意見や見解は執筆者個人のものであり、当事務局及び、日本政府の見解を示すものではありません。

平和維持活動って何?誰が、どこで、どんなことをやっているの?そんな疑問をお持ちのみなさんのために、定期的にPKOに関するトピックを取り上げ、わかりやすく丁寧に解説。また、PKOを知っている方や詳しく調べている方にも活用していただけるように、参考文献も紹介します。

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第92回 ハイブリッド刑事法廷

2016年3月18日
国際平和協力研究員
ふじい ひろしげ
藤井 広重


  南スーダンでは、2015年8月に関係者間で署名された「南スーダンにおける衝突の解決に関する合意文書」に基づき、ハイブリッド刑事法廷の設置が予定されています。ハイブリッド刑事法廷は、これまでも国連による関与の下、紛争後の国家機能が脆弱なシエラレオネ、コソボ、東ティモール、カンボジア等で不処罰文化の終止と、より独立・公平な裁判を実現するために設置されてきました。ハイブリッドという言葉自体、最近になって日常生活でも耳にするようになりましたが、ハイブリッドな刑事法廷とはいったいどのような裁判所なのでしょうか。そこで、今回の@PKOなう!では、南スーダンに限らず、紛争後の平和構築において度々、必要性の議論が交わされるハイブリッド刑事法廷の特徴と課題についての分析を試みたいと思います。


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